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診療案内

しろいファミリー歯科イメージ画像

小児歯科

小児歯科とは

「永久歯が生えるから、子供の歯の問題は多少放置しても構わない」という考えをもつ方もおられます。
しかし乳歯は永久歯の大切な土台となるため、子供のころから定期的な検診が必要です。 お子様の食事やかみ合わせなどの状況をご両親が把握することは、お子様が今後健康な生活を送っていくうえで非常に大切な考えです。


母子感染について知っておこう!

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赤ちゃんの健やかな歯を育てる第一歩はお母さんのお口の環境をきれいにすることです。生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはむし歯の細菌(ミュータンス菌)は存在しません。生後半年ぐらいで下の前歯がはえ始めたころにお母さんのお口にいるミュータンス菌がだ液を介して伝播していく(母子感染)ことによってむし歯のできる環境が造られてしまいます。
食べ物をあらかじめ噛んで赤ちゃんに与える「噛み与え」やスプーンやお箸を親子で共有することによって伝わっていきます。そのためお母さんがミュータンス菌を多く持っていれば、赤ちゃんに感染する確率や菌数が多くなる可能性があります。
一般的にミュータンス菌は1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間に定着しやすい、と言われています。 離乳食から乳児食にあたるこの時期にお母さんが正しいむし歯予防の知識を持つことが大切なお子さまのすこやかな歯を育てることになります。

歯みがきスタートのタイミング

1歯みがきの準備期間(誕生~約6ヵ月)
口の中の清掃の必要はありません。顔や口を触ってあげることで、触らせることになれさせましょう。
2歯みがき導入期間(約6ヵ月~約1歳半)
下の前歯が生え始めたら、ガーゼや綿棒で歯をぬぐう程度から始め口の中を触れられることに慣れてから歯ブラシを使い始めます。1日1回の仕上げ歯みがきを習慣づけるようにします。
3歯みがき習慣化の時期(約1歳半~約3歳)
1歳半くらいから、今度は奥歯が生えてきて、2歳半くらいには乳歯が全部生え揃います。自分でやろうとする意欲を大切にし、思い通りみがいた後に、保護者が確実に仕上げみがきするのが良いでしょう。「楽しい!」と感じる雰囲気が大切。みがいた後は褒めることを忘れずに!

仕上げみがきのポイント

  • 上の前歯の歯と歯ぐきの境目、奥歯のかみ合わせの溝、歯と歯の間は汚れが残りやすいので要チェック。
  • 歯ブラシは歯に直角に当て、細かく振動させましょう。
  • 歯ブラシを当てる強さは、お母さんの歯ブラシを指に当てて小さく動かして痛くない程度のソフトなタッチが目安です。

一緒に守ろう!
お母さんの歯・赤ちゃんの歯

フッ素は自然界に広く存在する元素で、私たちの身体、特に歯や骨にとって欠くことのできない必須栄養素です。

フッ素の効果

フルオロアパタイト生成結晶性の向上

新しい歯には酸に溶かされ易い不安定な成分が混ざっています。フッ素はこれと入れ替わり安定した結晶構造へと作り変えます。

再石灰化の促進

むし歯の部分には、フッ素が取り込まれやすく壊れた部分の修復すなわち再石灰化を促進します。

酸の産生、歯垢形成の抑制

フッ素自身がむし歯菌に対して、抗菌力を持っているので、その活動を抑制します。


フッ素塗布

食べ物を食べると、その食べ物の中に含まれている糖分がお口の中で、分解され酸というものがつくられ、その酸によって歯の表面が溶かされ、むし歯が作られます。歯の表面にフッ素を塗布する事で、歯の質を強くし、むし歯になりにくくする処置です。
シーラントは奥歯の予防処置ですが、フッ素塗布は、歯全体の予防処置になります。 この2つの処置を行っていくことにより、むし歯の予防効果は高くなるのです。

フッ素塗布の注意点

シーラント・フッ素塗布は予防処置ですので、この2つを行ったからといって、必ずむし歯にはならないというわけではありません。
ご家庭では、保護者のみなさんで仕上げ磨きを行い、食べたら磨く習慣をつけ、食生活の環境を改善していかれて下さい。


糖質制限

糖質制限は特にお子様の歯を考える際に重要な考えです。乳幼児の口腔内が健康な状態だと、身体が大きくなっても、健康な歯を保ち続けることができます。そのため糖質コントロールを行うことは、ブラッシングを十分に行えないお子様にとって効果的なむし歯予防へと繋がります。


シーラント

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「シーラント」は奥歯のかみ合う面(咬合面)にできるむし歯の予防の方法です。あらかじめ、むし歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。このプラスチックはむし歯を削ったとき詰めるものと同類のレジンという材料なので、きちんと埋めていればむし歯にならないという考えで普及し始めました。
このレジンが長い間のうちにはがれてしまうことも考えられますが、いずれにしても短期的にはきちんと詰めればそれなりの効果があがっています。生えて間もない奥歯の永久歯(六歳臼歯)は特にむし歯になりやすいので、この方法は有効です。
しかし、むし歯予防はもうこれで十分というわけではありません。 きちんとブラッシングをして、シーラントがきちんとついているかなどの定期健診を受け、フッ素を活用したり、食生活でも注意して、 総合的にすすめることが大切です。

レーザーシーラント

生えたての永久歯、特に奥歯はむし歯になりやすい傾向にあります。これは、周囲の歯より高さが低いため歯ブラシが届きづらく、歯の質もまだ弱い原因によるものです。
それを予防するのがシーラントです。小窩裂溝填塞(しょうかれっこうてんそく)と呼ばれ、フッ素入りの樹脂で噛み合わせの溝を埋めることで、むし歯になる確率を低くする施術です。またシーラントをする部位に、あらかじめレーザーを照射すると予防効果はさらに高まります。これが「レーザーシーラント」です。
施術の際に使う樹脂は、むし歯を削ったときに充填するレジンと同じ材質なのでご安心ください。もちろんシーラントだけでむし歯予防は出来ません。当院では、食生活や磨き方、栄養指導など総合的な予防歯科を提供いたします。


きれいな歯並びのために
赤ちゃんにしてあげられること

歯並びが悪くなる原因は、後天的な影響が非常に強いと言われています。
授乳の仕方、離乳食の与え方、抱っこの仕方、寝かせ方に関して正しい知識を身につけ、 小さなことでも一つずつ習慣化していくことが、その後の背骨の発達や歯並びの成長のために大切です

生まれてから~首すわりまで

授乳の仕方
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母乳育児は赤ちゃんの噛む筋肉を鍛え、食べる機能を発達させます。
授乳によって、噛む力や正しい嚥下習慣が身に付くのです。この機能がしっかりと身につかないまま、離乳食へ移行すると、様々な悪影響を及ぼします。赤ちゃんの頃から呼吸と飲みこみを通して、正常なお口の機能を育てる事がきれいな歯並び、健康な口元をつくるためには必要です。 お母さんの乳首を吸うときに、赤ちゃんはアゴだけではなく、一生懸命舌を動かして母乳を飲んでいます。舌の筋肉を鍛えることは、その後の歯列の発達においてとても重要です。しかし、吸えば簡単に飲めてしまう哺乳瓶は、舌の位置が下あごのほうに収まってしまう傾向にあります。舌が低い状態が続くと、上あごの発達に影響を与え、歯並びが悪くなります。

母乳が出ない場合の授乳の仕方

哺乳瓶の中でも、「噛合型乳首」と呼ばれるタイプは、母乳を飲むときと同じ効果が期待できます。吸うのではなくしっかりと顎や筋肉を使うので、上あごをしっかりと鍛えることに繋がります。

抱っこの仕方

抱っこの仕方は「背中を少し丸めて」「手は前に」「膝をお尻より高く」の3つが大事です。これは胎児の基本姿勢と同じ。縦に抱くことや頭が後方に反らないように注意してください。また、しっかりと鼻呼吸で息をしているかの確認を欠かさないでください。赤ちゃんに余分な力が入ってしまう抱き方を続けていると、口呼吸や歯列が悪くなる原因となります。

寝かせ方

赤ちゃんの背骨は「Cカーブ」が基本です。無理に背骨を伸ばさないことが、丈夫な背骨を作ります。この「Cカーブ」を維持するため、寝ているときも抱っこをするときも、タオルなどを使うのがいいかもしれません。この「Cカーブ」が崩れると、首の骨の前カーブにも影響が及び、ストレートネックの原因となります。ストレートネックは、頭の負荷を首だけで支えることになってしまい、成長してから猫背、歯列不正、頭痛など様々な不調へと繋がってしまいます。

首すわり~一人歩きまで

抱っこの仕方
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首がすわってもまだ、腰を支える筋力は未発達。抱っこの時は、胸から下を支えることは欠かさないようにしましょう。

  • 抱っこ紐を使う際は、赤ちゃんの頭が後ろに倒れないものを選択することが必要です。
  • おんぶに関しては、一人座りが出来るようになってからをおすすめします。
寝かせ方

赤ちゃんの首のカーブに沿うように、枕を当てましょう。もし市販の枕が合わないなどといったときは、タオルなどを丸めて調節していきます。難しい場合は当院までお気軽にご相談ください。

ハイハイができるようになったら

ハイハイは腰の筋力を鍛えるために非常に大事です。たくさんハイハイさせてください。腰の筋力が自然と付いてくると、無理なく一人で座れるようになります。また、この準備段階がまだできていないうちに、セット座位をさせることは問題があります。セット座位は骨盤がゆるみやすく、猫背になりやすくなるのです。

小児矯正

小児矯正の診査するポイント

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お子様の歯並び治療(歯列矯正)とは、大人の矯正のように負荷をかけて動かすというよりは、あごの成長をコントロールすることで、 永久歯が生えやすいようスペースを確保したり、適した歯並びに整えていくという考え方のほうが分かりやすいかもしれません。
乳歯から永久歯に生え換わる時期ということをふまえた上で、矯正治療を行うことが大切です。

  • 年齢
  • 歯の大きさ
  • あごの成長のバランス
  • 指しゃぶりなどの悪習癖があるかどうか
  • 反対に咬んでいる歯があるかどうか
  • 先天的な永久歯欠損があるかどうか
  • 先天的に小さな歯(わい小歯)があるかどうか
  • 正しい位置に歯が生えているかどうか
  • 永久歯が萌えるスペースがあるかどうか
  • 虫歯の治療を行った歯があるかどうか
  • 永久歯、乳歯の萌出状況
  • 奥歯の咬み合わせの状態
  • 前歯の咬み合わせの状態
  • 上下の歯のセンターラインの位置
  • 口元の突出感
  • 希望の矯正装置
  • 装置への協力性
  • ブラッシング技術

なぜ、こどもの頃から
歯並び治療をした方が良いのか

  • むし歯や歯周病になりにくくなる
  • 見た目のコンプレックスがなくなる
  • 健康に良い影響がある
  • 価格が抑えられる
  • ※矯正治療は医療費控除の対象になります(保険治療ではありません)
  • 抜歯しなくても直せることが多い
  • 取り外しできるので見た目も気にならない
  • 他の矯正に比べて痛みが少ない
  • 後戻りが少ない
  • 歯が生え変わる顎が発達途中の時期のため習慣づけしやすい!

お子さまの歯はこのように
なっていませんか?

上顎前突

一般的な歯科診療 横から見た時に上の歯が出ている
原因 指しゃぶり・下を前歯で押してしまう
口呼吸のクセなど…
  • 前歯に力がかかることで歯が前に出てきてしまう
  • 乳歯より大きい永久歯に生え変わることで、前歯が目立ってしまう

叢生

一般的な歯科診療 4人掛けの椅子に6人座っている状態
原因 口呼吸やお口のクセなどにより、舌の位置が下がる(低位舌)
  • お口の中にかかる圧力が適切でなくなり、あごの骨の成長が不足
  • 乳歯より大きな永久歯に生え変わることで、よりでこぼこが大きくなる

開咬

一般的な歯科診療 奥歯は噛むけど前歯は閉じない
原因 遺伝的な要因が強い
  • 指しゃぶりや、舌を前にだす癖などで更に悪化
  • 歯がうまく噛み合わなくなると前歯で舌を噛むクセが出てくる。
    そのクセで更に顎関節症のリスクが高まる。

反対咬合

一般的な歯科診療 下あごの骨が前方にずれて
噛み合わせが逆になっている状態
原因 遺伝的な要因が強い
  • 舌で下の歯を押す、頬杖などの癖で下あごが不正な成長が促されてしまう
  • 口腔機能だけでなく滑舌にも悪影響を及ぼすことが多い

すきっぱ

一般的な歯科診療 前歯にすきまが空いてしまう
原因 歯が小さい・あごが大きいなどの生まれつきの遺伝的要素が大きい
  • 舌を歯で押してしまうなどのクセにより、歯に圧力がかかり、隙間が広がる
  • 目立つ歯並びのため、コンプレックスに感じる方も多い

発育空隙・霊長空隙とは?

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発育空隙・霊長空隙とは乳歯のすき間のスペースをいいます。 このスペースは「乳歯より大きなサイズの永久歯が萌出するために必要なスペース」です。
乳歯は永久歯と比べ小さいため、もし乳歯がぴったりと並んでしまっているとサイズが大きな永久歯が生えるスペースがなくなってしまうのです。

つまり、永久歯が正しい位置に生えてくるために、乳歯列の発育空隙・霊長空隙があることが望ましいです。
乳歯の並び方は、将来の永久歯列におおいに影響します。
近年のお子さまは、この発育空隙が不足しがちで、永久歯がきれいに並びづらい傾向が見られます。


なぜ歯並びが悪くなってしまうのか

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  • 遺伝的要因
  • お口の悪いクセ
  • 土台であるあごの骨が適切に発達せず、歯がうまく収まらない

お子さまの歯並びが気になる保護者の方は多いですが、実は歯並びが悪くなる原因をしっかりと知っている方は少ないです。 「歯並びは遺伝的なもの」と思いがちですが、遺伝だけではなく、本人の習慣も大きく影響していることがほとんどです。

また、歯並びは歯だけではなく、その土台である顎の骨の大きさが関係しています。
たとえば、お口をポカンと開けしまうなどの悪い習慣が顎の成長を妨げ、歯並びが悪くなる原因となっています。

成長期は顎の骨が成長して歯並びが完成する時期です。この時期に成長をコントロールして永久歯が生えるスペースを確保することにより、 永久歯を抜くことなく歯並びを整えられる可能性が上がります。

口輪筋トレーニング

あいうべ体操

正しく口輪筋を鍛えることで、鼻呼吸へと改善していくために開発されたトレーニングが「あいうべ体操」です。
だらんと口を開けた状態の口呼吸。鼻呼吸が出来ないことによって、口腔内に雑菌が広がり、風邪をひきやすくなります。 それだけではなく、アレルギー症状(喘息や皮膚疾患)や集中力の欠如など様々な悪影響が指摘されています。 ぜひあいうべ体操を覚えて日々の習慣にしていきましょう。

1お口を大きく開けます→「あ」を発声する形
2お口を横に大きく左右に引き伸ばして→「い」を発声する形
3唇を凧のようにすぼめて前に突き出します→「う」を発声する形
4舌を最大限出します→「べ」を発声する形
5大きな声を出しながら、目を大きく開けて必ず良い姿勢でゆっくり行いましょう。
以上を一日五回三セット行いましょう。

舌の正しい位置を身に着ける
トレーニング

オープン & クローズ体操

舌先をスポットに置きながらお口の開け閉めを繰り返します。
このとき、なるべく大きく口を開けるようにしましょう。

オープン & クローズ体操の方法

大きな声を出しながら、目を大きく開けて必ず良い姿勢でゆっくり行いましょう。
以上を一日五回三セット行いましょう。

舌体操

他にも、舌の正しい位置を身につけるトレーニングには「舌体操」があります。
唾液を分泌する効果もあり、口腔内の健康維持に役立ちます。
お子さまだけではなく親御さんにもおすすめです。親子で一緒に行うのもいいかもしれません。

舌体操の方法

舌でほっぺの内側を押しながら、片側三秒以上かけてもう一つのほっぺに舌を移動。 左右に動かしていきます。上から往復三回。下から往復三回行います。 (一番奥の歯の内側→後ろ→ほっぺ側までグルッと一周、歯に沿ってしっかりなめましょう)

※ご紹介するトレーニング内容は一例です。その他のトレーニングも豊富にご用意しております。

小児矯正の特徴

歯並びは先天的因子が2割、後天的因子が8割

口腔機能発達不全症とは、舌を中心とした機能的発達の問題で、嚥下や呼吸が正常に行われていない状態です。

  • お口の機能が正しく発育していないお子さまに見られる症状

口呼吸、不正歯列、下顎後退(出っ歯)、いびき、前傾姿勢、滑舌が悪くなる、 食べる機能の低下、集中力の低下、注意力の低下、睡眠不足(昼間の眠気)、多動、夜尿症、扁桃腺やアデノイドの肥大、鼻づまり、中耳炎

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歯並びを治し、後戻りを防止するには口腔機能の正常化が重要であり、これには様々な取り組みが必要となります。 特に小児の場合はトレーニングのみで歯並びが治る可能性が高く、更に口腔機能の改善により様々な症状の改善も起こります。 BSFT(呼吸−嚥下機能療法)によって、歯並びのみならず健康で最大のパフォーマンスを発揮できる心身を作ります。

矯正治療「BSFT呼吸−嚥下機能療法」

歯並びが悪くなっている原因である口腔機能をBSFT呼吸−嚥下機能療法で改善する事で歯並びを治します。
完全に口腔機能が改善することで歯並びが改善できた場合は後戻りが起こりません。
そのために以下のトレーニングを行います。

  1. 呼吸トレーニング
  2. 姿勢トレーニング
  3. OMT顎顔面筋機能療法
  4. OMTアプライアンスの使用

1.呼吸トレーニング

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口腔機能発達不全症の子どもの多くが上唇と下唇が完全に閉じる状態を維持することができていません。
口呼吸はやや過換気気味の呼吸のため体の二酸化炭素を大量に吐き出してしまい、低二酸化炭素状態になります。しかし、口呼吸が常態的に行われていると体が低二酸化炭素状態に慣れてしまっており、容易に持続的な鼻呼吸を行うことが難しいです。
まずは、息止めなどの呼吸トレーニングで二酸化炭素濃度に耐性を作る必要があります。

2.姿勢トレーニング

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口腔機能や歯並びに問題のある子の多くは気道が狭くなっており、気道を開くために顎を前に出して前傾姿勢になります。 これによって更に口腔機能の低下と全身の姿勢の悪化を起こし頭痛や肩こり、手の痺れなどの問題を引き起こします。 そのため、口腔機能のトレーニングと並行して姿勢のトレーニングを行います。

3.OMT顎顔面筋機能療法

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舌、頬筋、オトガイ筋、顔面筋などを中心とした口腔周囲筋の正常化を行うための直接的な筋機能トレーニングを行います。 当院では舌圧、咬合力、口唇閉鎖力、頬筋の緊張などを測定し、その結果に基づいてトレーニングメニューをプランニングします。 例えば口の周りの口唇閉鎖力が弱ければ口呼阪や出っ歯になります。 こういった場合は口唇閉鎖力を徹底し強化します。

4.OMTアプライアンスの使用

Myobrace、Myomuchee、PreOrthoなどの上下一体型の筋機能の正常化を主目的とした矯正装置を家で昼1時間と就寝中使用します。 この装置は歯並びを治すと共に口腔機能の正常化に強く作用します。

矯正治療の最大の問題は後戻りを起こすこと

小児の場合は最期の永久歯が生えて来る中学生、骨格が完成する高校生まで後戻りが起き易く長期管理が必須です。 矯正治療は子どもも大人も変わらず後戻りさせないためには後戻り防止装置リテーナーの持続的な使用が必要です。
しかし多くの方が途中でリテーナーを使用しなくなり後戻りを起こしてしまいます。特に、小学生で歯並びが治った子どもに対してリテーナーを渡したとしても、自己管理ができず継続使用ができないケースが多いです。 そのため、最も理想的な矯正治療は歯並びが悪くなった原因の完全排除によって歯並びが完治し、リテーナーを使用せずとも後戻りが起こらない状態を作ることです。
当院では18歳までの矯正治療管理を基本とし、可能な限り機能療法を主軸とした後戻りしない矯正を目指しています。 しかしながらどうしても口腔機能を完全に改善できずに後戻りが起こる可能性がある場合はインビザライン及びリテーナーを使用します。

子どものパフォーマンスが最大限発揮できるようサポート

睡眠時の呼吸は脳に大きな影響を与え、 2021年にアメリカで行われた大規模疫学調査では週3回いびきをかく子どもは脳の前頭葉の灰白質が薄くなり、集中力の欠如や学習障害、衝動行動を起こし易くなるという結果が出ています。
顎が小さくなったり下顎が後退したりすると見た目の歯並びが悪くなりますが、同時に気道も狭くなります。 気道が狭くなる事でいびきをかきやすくなるため、歯並びの悪さやいびきは気道が狭くなっている可能性を強く示しています。
気道が狭いと夜間に脳に酸素が十分に行き渡らないため、学習のみならず運動能力にも影響が出てしまいます。

当院の小児矯正について

プレオルソ

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お子さまが出っ歯、ガタガタ、受け口などの不正咬合の場合、当院では「プレオルソ」という歯列矯正用咬合誘導装置をご提案します。 プレオルソは主に前歯の症状に対して用いており、歯並び以外にも口元の筋機能の回復や、舌の位置を正しくしてくれる効果もあるため「お口ポカン」や 「口呼吸」などの悪い癖も改善され、健康への効果が期待できます。

  • 出っ歯、ガタガタ、受け口に効果がでやすい
  • 個人差はあるが、6ヶ月を目安に効果を実感できる場合もある
  • 柔らかいマウスピースでできており、取り外しができる
  • 就寝時とそれ以外の1時間の装着

Myobrace®矯正

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マイオブレース矯正は、マイオブレースと呼ばれるマウスピースを使い、 お子さまの成長に合わせて永久歯が生え揃うまでに永久歯が正しく生えるスペースを作るものです。 歯のスペースを広げるだけでなく、間違った癖を治し、舌やお口周りの筋肉を正しく使えるようにしていくため、 矯正後に歯の位置が元に戻ってしまう後戻りが起きにくいことも特徴の一つです。

  • 永久歯が正しく生えるスペースを作る
  • 間違った癖やお口周りの筋肉を正しく使えるようにする
  • 取り外し可能なマウスピースのため食事や歯磨きがしやすい
  • 就寝時とそれ以外の1~2時間の装着

拡大床矯正

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床矯正(しょうきょうせい)では、お子さまの顎の成長に合わせて歯列の幅をすこしずつ広げます。 顎の骨を広げて歯が並ぶスペースを作ることで、無理なく自然な歯並びへと導くことができます。 歯が生えてくる土台から整えるため、将来的に抜歯が必要になる大掛かりな矯正治療を回避できる場合もあります。

  • 将来的に抜歯せずに矯正治療ができる可能性が広がる
  • 顎の自然な成長を利用して行うため、治療時の痛みが少ない
  • 装置は取り外し可能なため、食事や歯磨きがしやすい
  • 一般的なワイヤー矯正と比べると、費用が少ない

バイオブロック矯正

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バイオブロック矯正は、お子さまの骨格的な成長を利用して、理想的な顎の位置と歯並びへ導く治療法です。 顎の成長方向そのものを調整することで、呼吸や姿勢の改善につながることもあり、根本的な原因から歯並びの乱れにアプローチします。

  • 顎の成長方向を正しく促すことで、根本原因から歯並びを改善
  • 呼吸・姿勢などの機能改善にもつながる可能性がある
  • 成長期に合わせて進めるため、負担を抑えやすい
  • 将来的に抜歯や大掛かりな治療を避けられる可能性がある

妊婦歯科治療

妊婦歯科治療とは

健康な生活をする上で、大切な役割を果たす「歯」。お母さんとして産まれてくる赤ちゃんに丈夫な歯を贈りたいと思いませんか?かかりつけの歯科医院として、妊婦歯科治療に関する情報を発信することで、産まれてくる赤ちゃんの歯育てのパートナーになりたいと考えております。


妊娠中はなぜお口の環境が
悪化しやすいのか?

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  • 女性ホルモンが増加することで、歯周病菌が育つ
  • 体内の免疫力の低下に伴い、歯肉の免疫力が低下する
  • だ液の分泌量が低下するため、口の中が乾きやすくなる
  • だ液の酸を中和する力が落ち、口の中が酸性になりやすい
  • こまめに何度も食事をとるため、歯の再石灰化ができない
  • 食生活が乱れ、栄養摂取が偏りがちになる
  • つわりにより十分な口腔清掃が行えず細菌性プラークが停滞する

妊娠中の歯ブラシの選び方

つわりの時は、歯みがきもつらいものです。 歯ブラシは、頭の部分がコンパクトの方が奥まで磨きやすく、ネック部分が細い方が奥まで磨いても気持ち悪くなりにくいでしょう。
また、歯ぐきから出血しやすいのでやわらかめの歯ブラシがお勧めです。


一緒に守ろう!
お母さんの歯・赤ちゃんの歯

つわりで歯みがきがつらい時期にもお勧め!キシリトールを活用しよう!

フッ素は初期むし歯を再石灰化してくれます。そんなフッ素の働きを助けるのがキシリトールです。食後30分以内にキシリトール入りのガムやタブレットを噛むと効果的です。
かみ方のポイントは、最初に出るだ液を飲み込まず、2分間を目安にためて、口の中をぐるぐる回すこと。これによりミュータンス菌にキシリトールを行き渡らせます。 フッ素+キシリトールの歯みがき粉や、歯みがきあとに塗るジェルを使用することもオススメします。 キシリトール入りガムでも、砂糖をたくさん含んだガムも多くあります。そのため、歯科専売キシリトールを活用することをオススメします。

赤ちゃんの歯は妊娠中にできます!

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食生活に注意しましょう。早いものは妊娠初期から作られ始めますので、この時期にしっかりとカルシウムを摂ることをお勧めします。また、永久歯も早いものは、妊娠4ヶ月ごろから作られますので、この時期はタンパク質だけでなく、バランスよくビタミンA・B・C、カルシウムなどを摂り、強い歯をプレゼントしましょう。

赤ちゃんの口育について正しい知識を身に付けましょう!

妊娠中のお母さんの姿勢や、産後の授乳、抱き方が赤ちゃんのお口の機能発達や将来の歯並びに影響を与えると言われています。正しい知識を身につけ、赤ちゃんの口元を健全に育てていけるようにしましょう。
当院には認定口育士、食育士が在籍しており、定期的に赤ちゃんからの口育講座、食育講座を開催しております。

  • タンパク質

    歯の土台を作ります。 歯にカルシウムを貯めるのに、大切な役目をします。 妊娠4~10週頃の初期が特に大切です。

  • ビタミンA

    歯のエナメル質の土台を作ります。 また口の中の粘膜も強くします。 妊娠12~24週頃が特に大切です。

  • ビタミンC

    歯の象牙質の土台を作ります。 妊娠12~24週頃が特に大切です。

  • カルシウム

    歯胚を硬くします(石灰化)。 妊娠中は平常の1.5倍の量を摂りましょう。 妊娠4~6ヶ月頃に特に大切です。

  • ビタミンD

    カルシウムの吸収を助け、石灰化(歯を硬くする)を調整します。

予防診療をしっかり受けよう!

定期健診を受けることで、自覚症状のないむし歯や歯周病も早期に発見できます。 プロフェッショナルケア(歯石除去など)で、お口の環境を清潔に保ちましょう。妊娠中は気軽に相談できるかかりつけ医がいることが安心につながります。


妊娠中の治療について
知っておこう!

妊娠中の歯科治療では、おなかが大きくなるため、治療中のあおむけの姿勢が苦しいという方もいらっしゃいます。その場合は、医師が立って治療するなどの対応をすることで、妊婦さんが苦しくない体勢で治療します。 つわりなどで苦しい場合は、少しづつ休憩しながら治療を行います。医師にお気軽にご相談ください。

妊娠初期
(妊娠~4ヵ月)
切迫流産が起こりやすい時期。色々な影響を受けやすく、治療は控えた方が安心です。
安定期
(5ヵ月~7ヵ月頃)
心配なく治療を行える時期です。
妊娠後期
(8ヵ月以降)
臨月に入ってからは、急なお産で中断する可能性もあるため、治療は控えた方が安心です。
  • 薬の影響

    適切な使用時期・使用量・使用期間を十分に考慮し、妊娠中や授乳中でも安心して使用できる抗生物質、炎症を抑える鎮痛剤を用います。

  • レントゲンの影響

    当院では歯科用のレントゲンを使用し撮影しています。撮影部位も腹部から離れており、放射量の少ないデジタルレントゲンを使用しているため、影響はきわめて少ないです。

  • 局部麻酔注射の影響

    歯科領域で使用される局部麻酔薬の通常量では、母体・胎児ともに影響はでません。